確実に冬が近づいています。
つい1カ月前までは、
「今晩も熱帯夜(最低気温が25度以上)だ」と騒いでいたのに、いまは13度とか。半分になりました。
これが「春眠暁を憶えず」ではなく「秋眠」で、良く眠られる事。
早朝、一度目覚めるのですが、あまりにも早い時間。二度寝して起きると9時頃になってしまいます。
今朝もそんな生活。
起きて自宅で作業に入ります。だいぶ、調子が出てきました。
今宵はフットサルの国際親善試合、日本代表vs.ブラジル代表戦があったのですが、国体に行っている時に取材申請が来ていたらしく申請するのをすっかり失念していました。
以前は、郵送されていた取材申請署。今年の夏から郵送されなくなりました。まあ、この時代ですから郵送代節約なんでしょうね。自分でJFAのHPからメディアチャンネルに入って検索、取材申請署を捜さないといけません。それをプリントアウトして必要事項を記入。FAXでJFA広報に送るわけですが、毎日メディアチャンネルを覗いてアンテナを張っていないと、ついつい申請するのを忘れてしまう訳です。
今回はKAZUが代表に選ばれていたし、タイで行われるFIFAフットサルワールドカップの取材申請もしているので行きたかったのですが、申請していないんでは仕方ありません。
結果は世界チャンピオンのブラジルに対して日本が健闘。先制ゴールを奪い3-3で引き分けたらしい。代々木第一体育館も満員の盛況だったそうです。惜しいものを見逃しました。
さて、早めに夕食を済ませ(もちろんノンアルコール)、東大和スケートセンターに向います。
今宵は、関東大学アイスホッケーリーグDiv.Ⅴ都留文科vs.山梨学院。
Div.Ⅴを取材するのは今季はじめて。ちょっと、つらないかな、とも思ったのですが、そんな事はまったくありませんでした。
さて、一つ提案があります。今宵対戦する両校は、ともに山梨県の大学です。地元の甲府・小瀬スポーツ公園アイスアリーナで試合をさせてあげたかったですね。そうすれば、友人とか関係者も多数アリーナに駆けつけられるのですが。10月8日に小瀬で開催されたときはDiv.ⅠAグループの2試合だけ。ついでに今宵の試合を第3試合でやっていれば、違った意味で盛り上がったのではないかと思えます。
ちょっとした工夫で観客数アップは可能かと思います。
閑話休題。
ランク38位、オールメンバー15人の都留文科の先発は、GK千葉(佐沼2)。DF羽鳥(熊谷3)、井坂(札幌新川2)。鈴木(酒田東3)、熊谷(花巻南3)、橋本(伊豆中央2)。
対するランク39位、オールメンバー10人の山梨学院のスタメンは、GK一條悠歩(那珂湊第一4)。DF菊地(不来方3)、大河内(須賀川4)。FW薬袋(石和2)、大川(習志野2)、森本(島原商1)。
昨夜の拓殖のように規定8人ギリギリでは厳しいですが、登録10人いるとFW2セット(6人)DF3人回し、そしてGK1人、なんとか休憩しながら選手を回す事ができます。15人ですと完全に2セット回しができます。
それと、あるアイスホッケー関係者から言われたのですが、
「白髭さん、Div.Ⅲから下は、実力的にはほとんど変わらないですよ」と言う事です。
確かに、このランキングは昨年度の成績に依るもので、毎年選手が替わる学生スポーツでは、実力では関係ないかもしれませんね。
またも話しが横にそれました。
第1ピリオッドの入りは、静かでした。両チームともアイスィングが1個ずつ。
ようやく9分17秒、山梨学院のクリアパックを拾った羽鳥がブルーライン手前からスラップショット。都留文科が先制します。
しかし9分47秒、山梨学院がDiv.Ⅴでは珍しいダブルアシストのゴールを奪います。薬袋、一條晃野(水戸工1)と繋ぎ茂木(東北4)がゴール。同点に追いつきます。
このまま第1ピリオッドが終了。シュート数は8-14と山梨学院がリードします。
第2ピリオッドに入っても同じような展開。ただ疲れのためかパックが繋がらずアイスィング・ザ・パックが多くなります。
10分30秒、ようやく山梨学院の薬袋がノーアシストでゴール。逆転に成功します。1-2。
ここで第2ピリオッドが終了。シュート数は4-14と山梨学院が大きくリード。
12分の整氷インターバルで了チームがリフレッシュ。動きが戻ります。
第3ピリオッドも先手を打ったのは山梨学院。6分45秒に薬袋がノーアシストでゴール。3-1とリードを広げます。
8分28秒、都留文科の田澤(松本深志3)がトリッピングの反則。パワープレーのチャンスに山梨学院は仕留めのチャンスを迎えますが、ゴールを奪えません。
11分44秒、山梨学院の薬袋が都留文科GKがパックの処理をもたつく所を押し込みゴール。ハットトリック達成。1-4と都留文科を仕留めました。
都留文科も試合を捨てず13分39秒に田澤が左から切れ込んでゴール。2-4としましたが反撃もここまで。タイムアウトを取って最後の作戦を練った都留文科でしたが、薬石効せず。このまま試合は終了しました。
総シュート数は18-42と大きく山梨学院がリード。東大和で行われた山梨ダービーは山梨学院の勝利で終わりました。
今日もスムースな進行で、終電一つ前で帰って来られました。帰り際に学習院のアイスホッケー部の連中が深夜トレーニングに備えてウォームアップをしていました。大変ですね。みんなどうやって帰るのでしょうか。まあ、自家用車に分乗して帰るのでしょうが、本当に大変です。
0時を少し回った時間に帰宅。軽く家呑みしたスポーツ三昧でした。
<了>
[結果]
都留文科 2-4 山梨学院(1-1、0-1、1-2)
アイスホッケー関東大学リーグDiv.Ⅴ都留文科vs.山梨学院戦を取材。
PR: クリエイティブ関連の求人・転職支援はマスメディアン
日本オリンピックアカデミーのコロキウムに参加。
高曇りの1日でした。
9時すぎに起床。
ゆっくり起きて自宅で作業。
今日は関東大学アイスホッケーリーグはレストデイ(お休み)。
日本オリンピックアカデミーのコロキウム月例会に参加しました。
午後5時すぎ、自転車で新中野に向います。
新中野の会場についたのが5時45分。なんと一番乗りでした。
オリンピックに関する映像を見ながら意見交換を行うJOAコロキウム。先月、10周年記念のシンポジウムを行い、今日は仕切り直しの1回目。
お題は、北京オリンピックの放送用メイキングビデオとロンドンオリンピックのジャパンハウス関連の映像。講演者は北京オリンピックでは国際映像を作る会社で働いておられた藤原さん。ロンドンオリンピックではJOCの広報を勤められました。元NHKの方です。
出席者は9人でした。
例によって会の詳しい内容は、お約束によって書けません。JOAのHPに近々アップされると思います。
9時からは男の隠れ家「もんし」でアフターファンクション。石原都知事辞任による2020東京オリンピック招致の影響などは、こわくて語られませんでした。
今日は6人の参加であったため、料理の出など早く、10時15分過ぎにはお開きになりました。
帰宅して、軽く呑み、早めに床に就いたスポーツ三昧でした。
<了>
PR: 新型Let’snote AX がWEBで触れる!?
アイスホッケー関東大学リーグDiv.Ⅲ慶応医学部vs.東京戦を取材。
秋らしい日が続いている東京地方。
今日も自宅で作業の1日。
夕方に都心に出ようかとも思いましたが、タイミングを逸しました。なんか、とてつもなく出不精になっています。
夕方、西武柳沢、東伏見付近を所用で回っただけで終わってしまいました。
8時すぎ、夕食を摂り、夜の取材に備えます。
ある意味、今日は朝からワクワクしておりました。
関東大学アイスホッケーリーグDiv.Ⅲの首位攻防戦。
全勝の慶應医学部vs.1敗の東京の対決。伝統のチーム同士の対戦です。期待で胸が張り裂けそうです。わたしにとっては、週末のメインエベントでした。
9時30分すぎ東大和スケートセンター着。法政高校vs.明大中野高校の試合が直前にあったようです。かなりの賑わい。
今日もバックスタンド左側、アウェーの観戦スタンドの一番右側に陣取ります。
ランク21位、オールメンバー12人。ここまで4戦全勝の慶応義塾大学医学部のスターティングラインアップは、GK清河(開成4)。DF伊藤(慶應4)、内田(開成5)。FW岩見(城北3)、梶田(中京大中京5)、佐々木(慶應志木5)。
対するランク24位、オールメンバー14人、ここまで2勝1敗の東京のスタメンは、GK安井(甲陽学院2)。DF西谷(American School of Moscow 3)、坂上(海城2)。FW桑原(筑波大附駒場4)、高橋(Saratoga High School 2)、森瀬(早稲田2)。
ここまで4試合で28得点2失点という絶好調・慶應医学部が試合の主導権を握ります。
開始2分5秒、カウンターアタックで左サイドから板橋(慶應5)のアシストでエース岩見がゴールし慶應医学部が先制します。
4分ちょうどには高橋(成城5)のパスを受けた岩見が遠目からスラップショット。東京GK安井の反応が送れるほどのシュート。2-0とリードを広げます。
しかし、その岩見が7分7秒にフッキングの反則出ペナルティーボックスへ。東京は、このパワープレーを利して桑原、西谷のダブルアシストで加藤(開成3)が由緒正しきシュート。これぞ伝統校のセオリーです。2-1と勝負の興味を繋ぎます。
が、慶應医学部も昭和40年代から名門校に交じって関東大学リーグで戦っている伝統校です。こちらも由緒正しきアイスホッケーを見せてくれます。
10分20秒、東京の吉澤(麻布3)がボーディングの反則で2分間退場。このパワープレーを利して岩見がノーアシストでゴール。実力均衡しているチームでは、パワープレーで得点するのが常道です。岩見は早くもハットトリック達成。さすがに慶応義塾大学体育会アイスホッケー部から勧誘されたという逸材です。医学部生ということで体育会アイスホッケー部に入部せず、医学部のアイスホッケー部で着実に上手くなっています。特に今日はキレキレでした。
第1ピリオッドのシュート数は11-2で慶應医学部が大きくリード。
5分間の整氷インターバルを挟んで第2ピリオッド開始。
両チーム火花を散らすようなディフェンシブな試合になりました。次の1点をどちらが奪うかで試合の趨勢は決まります。一進一退の展開。
7分28秒、そして12分22秒に東京の曽川(徳島文理4)がチャージングとボーディングの反則出2度ペナルティーボクウスに入りますが、慶應医学部は数的有利を生かせません。
そのまま第2ピリオッドが終了。シュート数は9-5でした。
12分間の整氷インターバルの後、最終の15分が始まります。
とてつもない消耗戦でした。中盤での潰し合いで終始。
4分21秒、慶應医学部の板橋がホールディングで2分間退場。東京は1点を返す絶好のチャンスでしたが、パワープレーのチャンスを生かせず。これが勝負の明暗を分けます。
慶應医学部のエース岩見は、2ピリ以降はゴールを奪えませんでしたが、ゴールが見えればシュートを打つという積極的なところを見せました。良い姿勢であると思います。
9分41秒、勝っている慶應医学部が先にタイムアウトを取ります。ダメ押し点を奪うこと、そして東京に点をやらない事、この2点の確認でしょう。
東京はタイムアウトを取りませんでしたが、残り1分59秒に慶應医学部陣深い所のフェースオフの時、勝負を賭けます。GK安井を氷上から上げ、乾坤一擲の6人攻撃を仕掛けます。
東京が見事だったのは、約2分間パックポゼッションを保ち失点しなかった事です。慶應医学部は3回ほどパックをスチールしましたが、シュートがゴールマウスに飛ばずアイスィンヅに終わりました。
14分40秒、東京がようやくタイムアウト。最後の作戦を練りましたが実りませんでした。
そのまま試合は終了。3-1で慶應医学部が5戦全勝とし、おおきくDiv.Ⅲ優勝に近づきました。総シュート数は24-13ろ慶應医学部が倍のシュートを放ちました。
慶應医学部の最終戦は11月11日(日)午後9時45分、東大和で全勝の明治学院との対決。春の選手権Bグループ決勝で2-4で敗れている相手です。リベンジを誓っての対決になります。
今日もスムースな進行で終電一つ前の23時29分に東大和市発の電車に乗車できました。
0時少し過ぎに帰宅。伝統校同士の素晴らしい試合を反芻しながら家呑みをしたスポーツ三昧でした。
<了>
[結果]
慶應医学部 3-1 東京(3-1、0-0、0-0)
アイスホッケー関東大学リーグ戦2試合とサッカーJリーグFC東京vs.コンサドーレ札幌戦を取材。
アイスホッケー関東大学リーグ戦3試合を取材。
朝から雨が降っています。
雨がわたしを眠らせる。
10時から練習開始の第1試合、グループBの1試合は欠席とさせていただきました。
お昼過ぎ、雨の中をDyDoアイスアリーナへ。第1試合の終盤、終わっていませんでした。結果は大東文化が3-2で東海に勝った模様。
第2試合は、Div.ⅠAグループの早稲田vs.法政戦。
第1レグでは法政が6-4で早稲田に快勝しています。早稲田としてはリベンジに燃える対戦です。
ランク3位、オールメンバー22人の早稲田のスターティングラインアップは、GK藤原(早稲田実4)。DF龍ノ口(早稲田実3)、羽刕(駒大苫小牧3)。FW松浦(釧路工3)、高橋涼(駒大苫小牧4)、三浦(八戸商2)。
対するランク3位、オールメンバー22人の法政の先発は、GK黒川(苫小牧東3)。DF高橋(東北3)、佐々木(駒大苫小牧2)。FW岩槻(埼玉栄3)、村上(駒大苫小牧3)、篠田(駒大苫小牧3)。
第1レグで勝っている法政が先制します。3分13秒、早稲田DFのクリアミスをつき村上のアシストで岩槻がゴール。幸先良いスタートですが、結果的には、この1点が法政の取った唯一のゴールになってしまいました。
6分39秒、法政の岩槻がスラッシングの反則で2分間退場。このパワープレーを利して早稲田は7分3秒に高橋涼、松浦のダブルアシストで龍ノ口がゴール。試合を振り出しに戻します。
早稲田は11分5秒に池田(駒大苫小牧2)のパスを受けた勝田(ライ3)がゴール。逆転に成功します。
このまま早稲田2-1でリードしたまま第1ピリオッドが終了。シュート数は15-12でした。
第2ピリオッドに入っても、均衡が保たれながら早稲田が主導権を握る展開。早稲田が4回パワープレーのチャンスを握りますが、法政が粘り強く守って得点を許しません。スコアレスで20分間が終了します。シュート数は17-6と早稲田がリード。
勝負の第3ピリオッド。双方ともに1回ずつパワープレーを逃した後、14分7秒に岩槻がスラッシングの反則de2分間退場。ここで早稲田は、ようやくパワープレーをモノにします。池田のアシストで平田(埼玉栄4)がゴールを決めました。3-1。
17分40秒、法政はタイムアウトを取り、残り2分20秒でGK黒川を氷上からあげ乾坤一擲の6人攻撃を仕掛けます。ところが、これが裏目。17分40秒に勝田がカットしたパックを清(八戸工大一1)がロングシュート。パックは無人の法政ゴールに吸い込まれていきました。4-0、勝負ありました。
総シュート数は41-30。見事に早稲田が第1レグのリベンジを果たした一戦でした。
第3試合は、中央vs.日本体育戦。第1レグは中央が5-0で完封勝利を収めています。
ランク4位、オールメンバー22人の中央のスタメンは、GK松本(釧路江南4)。DF小泉(駒大苫小牧1)、伊藤(駒大苫小牧2)。FW八戸(武修館2)、越後(駒大苫小牧2)、林川(苫小牧東3)。
対するランク6位、オールメンバー18人の日本体育の先発は、GK平野(軽井沢3)。DF脇坂(北海道栄4)、斎藤(日光明峰4)。FW安藤(法政3)、廣地(江陵3)、山下(軽井沢3)。
チームの実力、ランクがそのまま出た試合でした。
1分38秒、鈴木(武修館4)、星(釧路江南1)のダブルアシストで古橋真来(日光明峰4)がゴール。中央が先制します。
10分42秒には越後のパスを受けた林川がゴール、中央2-0とリードを広げます。
17分27秒には、パワープレーを利して日本体育をボックスディフェンスに押し込みます。左の越後が中央後方の伊藤にパス、伊藤がフリーになっていた小泉にパス。小泉は右60度からスラップショット。見事に決まり3-0。見事な先制、中押し、だめ押しです。
第1ピリオッドは、このまま終了。シュート数は28-5と中央が大きくリード。
第2ピリオッドに入るとパワープレーを利して日本体育が反撃。53秒に斎藤のアシストで佐々木がシュート。反撃の狼煙になるかと思われましたが、結果からすると「一矢を報いた」という形になります。
直後の2分、中央は星、鈴木、中島(武修館3)と繋げて4点目をゲット。このあたり中央の試合巧者ぶりが見えました。その後、双方2回ずつパワープレーのチャンスを掴みますが、ともに行かせず。
第2ピリオッドはそのまま終了。シュート数は29-3とますます中央ペースの試合になりました。
第3ピリオッドに入ると、完全に膠着状態。
11分34秒、八戸、古橋真来のダブルアシスト出伊藤がゴール。中央が日本体育の息の根を止める5点目をゲットしました。
日本体育は17分38秒にタイムアウトを取りましたが、すでに廣地がペナルティーボックスに入っている後で薬石効無し。そのまま試合は終了しました。
ファイナルスコア5-1。総シュート数は81-17という中央完勝の試合でした。
第4試合はDiv.ⅠBグループの立教vs.神奈川戦。神奈川はチアリーダ10人を含む応援団が駆けつけ声援を送り、健闘の後押しをしました。
立教はランキングがグループでトップの9位。神奈川はボトムの14位。ところが第1レグの対決は2-7で神奈川の勝ち。この結果、どうしたことか?
実際の試合を観ていないスポーツ三昧。
関係者の話しを聞くと「立教のGKの調子が悪かった」という人が多かったので、試合前の練習で立教GK土永の後ろで彼のセーブぶりを観察してみました。すると、10球のうち2、3球を見切って(つまりゴールマウスに飛んでいるパックを入っていないと判断してシュートに反応せず見送る事)しまっている事に気がつきました。まあ、これは長い時間の経験が必要なのかもしれません。
それと立教の細谷監督から、
「多少ランキングが上位でも相性が悪い、ということもあります」と聞いた事があります。それを何とかするのが監督であり、選手の努力であるとも思うのですが、今日の試合を見ていると。
「たしかに、そういう事もあるのかな」と思わざるを得ない試合になりました。ともかく上位を狙うならば、相性が悪い相手にでも2連敗してはいけません。
セカンドジャージー、オレンジで現れたオールメンバー15人の立教のスターティングラインアップは。GK土永(田辺2)。DF西川(釧路江南3)、金野(駒大苫小牧2)。FW石橋(八戸工大一3)、高橋栄斗(苫小牧東1)、松ヶ崎(八戸工大一4)。
対するオールメンバー20人の神奈川の先発は、GK飯田(武相4)。DF越川(八戸工大一2)、当房(東福岡1)。FW伊藤(苫小牧東3)、福田(八戸工大一2)、京増(霧が丘2)。
開始早々、神奈川の大山(長野工4)、三瓶(関東国際4)の2人がペナルティーボックスへ。いきなり立教はパワープレーのチャンスでしたが生かせません。これが苦戦の第1の原因。
10分過ぎから逆に立教がペナルティーを乱発。ペナルティーボックスから出そうになると次のプレーヤーが反則するという悪循環。大下(広島城北2)、高橋栄、木下(東北2)が2分間退場になるなか、14分37秒に神奈川はパワープレーを利して福田のアシストで白石(北海道栄1)がゴール。先制します。
第1ピリオッドは、1-0のまま終了。シュート数は12-12と互角でした。
第2ピリオッド開始。立教が高い位置でフォアチェックに出て試合展開を変えようとします。しかし、8分37秒に山田(白樺学園2)が反則してショートハンドになってしまう立教。キルプレーでも前から前からチェックする立教。流れを変えようと必死でした。
それがついに実ります。10分9秒、金野、高橋栄と繋いで石橋がパックを抑えようとした神奈川GK飯田の間隙をついてシュート。1点を返して試合を振り出しに戻しました。
次の1点が勝負の明暗を握る1点になりました。
18分38秒、神奈川は柳谷(北海道清水4)のパックを受けた伊藤がゴール前混戦でパックを押し込みゴール。再び勝ち越します。
この1点、かなり重要な1点でした。GK土永は必死の防御を見せましたが、一度氷上に横たわると、ひっくり帰った亀の子のように、なかなか立ち直れない。オフィシャル席でも苦笑が起こるほど。健闘は理解出来ますがDiv,Ⅰのレベルには達していないようでした。
第2ピリオッドは、なんとか凌いだ立教。シュート数は8-17。神奈川がリード。
第3ピリオッドまでウィークポイントを最小限に抑えた立教。得点差で食らいつき最終ピリオッドに望みを託しました。
が、先にゴールを許してしまいます。1分54秒、矢吹(武相2)のアシストで田名部(八戸工3)がGK土永の右足横を抜きゴールイン、1-3。
3分15秒、立教ユニフォームを着た部員がドアマンをやっていたとかで退席処分に。そしてジャージーの番号が違っていたと紛糾。
これで試合の流れは変るかと思いましたが、そうは行きませんでした。
9分51秒、神奈川の伊藤が単独でドリブル、右60度からシュートするとGK土永の身体に当たってゴールイン。1-4となり、ほぼ勝負ありました。
立教も最後まで勝負を諦めず、反撃に出ます。18分43秒にジャージーを#21から#4に改めた山田のアシスト、松ヶ崎がゴールし、2-4と追いすがります。
のこり1分3秒、立教はGK土永を氷上から上げ乾坤一擲の6人攻撃にでる立教でしたが、薬石効無し。そのまま神奈川が2-4で立教を返り討ちにしました。
やはり相性は存在するのでしょうか? 総シュート数は39-38とわずかに立教がリード。しかし2-4とわずかな差で一敗地に塗れました。第2レグも立教は苦しい戦いが続きます。
第5試合は、Div.Ⅱ下位リーグ、筑波vs.順天堂の試合がありましたが、今日中にデザイナーさんのところへゲラを取りに行かないと行けなかったのでDyDoアイスアリーナを後にしました。今日は日曜日で終電も早いし、あまり遅い時間にデザイナーさんのところを訪問するのも失礼なので……。
1時間ほど新大塚のデザイナーさんのところで打ち合せをしてアリーナに戻ったときは、試合は終了していました。
11時頃帰宅。遅い夕食を済ませて床に就いたスポーツ三昧でした。
<了>
[結果]
早稲田 4-1 法政(2-1、0-0、2-0)
中央 5-1 日本体育(3-0、1-1、1-0)
立教 2-4 神奈川(0-1、1-1、1-2)
PR: iPod touchや会議快適グッズが40名に当たる
アイスホッケー関東大学リーグ戦Div.Ⅳ首都大学東京vs.東京理科戦を取材。
新しい週が始まりました。
午前中は自宅で作業。
午後3時に東伏見駅前のマックで校正マンのナミオカさんと打ち合せ。ゲラの交換をします。
ナミオカさんは、わたしにとって、本当に信頼出来るアニキ的な存在。ついつい半紙が多岐に渡り長くなってしまいます。
4時45分くらいまで話し込んでしまいました。
帰宅して再び作業。
夕食を摂ってから9時に西武柳沢から東大和市に向います。
今宵は関東大学アイスホッケーリーグDiv.Ⅳ首都大学東京vs.東京理科大学戦を取材します。
ここまでDiv.Ⅳは首都東京が3戦全勝でトップ、東京慈恵会医科と東京理科が1敗で追っています。関東大学リーグの規約では、同勝点の場合は当該校同士の対戦が優先されますので、東京理科が今日勝てば順位は逆転します。
しかし、今季の首都東京の充実ぶりがモロに出た試合になりました。
ランク30位、オールメンバー10人の東京理科のスタメンは、GK佐藤(鎌倉3)。DF細見(東邦大東邦2)、井上(町田2)。FW金木(開明4)、東(滝川2)、木野瀬(都立富士3)。
対するランク34i位、オールメンバー13人の首都東京の先発は、GK藤木(三次3)。DF伊藤(柏1)、深澤(東京都市大附3)。FW金刺(富士4)、桑田(修道3)、柳瀬(神奈川大附4)。ビジターのユニフォームを着用しており、控え部員がホームのユニフォームを着て練習していたのが異様な光景でした。
第1ピリオッド3分5秒、東京理科の井上がトリッピングの反則で2分間退場。このパワープレーを利して首都東京が先制します。4分31秒、金刺がゴール裏を右から左に回ってパックを押し込みました。
その後、両チームの力が均衡した膠着状態が続き、あっという間に10分29秒が過ぎました。
シュート数は3-19と首都東京が圧倒。東京理科が良く守った展開でした。
5分間の整氷なしインターバルを挟んで第2ピリオッド開始。
首都東京の攻撃力が牙を剥きます。
2分33秒、金刺のアシストで柳瀬がゴール。0-2。
4分56秒、岡本(希望ヶ丘4)のパスを受けた飯田(桐蔭学園4)がシュート、0-3。
8分51秒、岡本がノーアシストでゴール、0-4。
9分54秒、岡本がゴール前の混戦からパックを押し込みゴール、0-5。
12分36秒、飯田からのリターンパスを受けた岡本がミドルシュート、0−6。岡本はハットトリックを達成。
首都東京の岡本の個人技が、完全に東京理科の守りの組織を凌駕しました。第2ピリオッドのシュート数は2-30。一方的な試合になってしまいました。
12分間の整氷インターバルの後、最終15分間のピリオッドが始まります。
試合の流れは変りません。攻めたてる首都東京、守る東京理科。
4分20秒、四たび岡本がノーアシストでゴール、0-7。
6分15秒、東京理科の東がトリッピングで2分間退場。このパワープレーを利して首都東京は深澤のパスを受けた岡本が遠目からシュート。0-8。
9分38秒、東京理科の柳瀬がクロスチェッキングの反則で2分間退場。このパワープレーを利して首都東京は見事な連動を見せてくれました。10分6秒に岡本、金刺のダブルアシストで飯田がシュート。由緒正しきアイスホッケーのゴール。0-9。
思わぬ大差の試合になってしまいました。関田冬人が去って以来、不調をかこっていた東京理科。久々に好調なシーズンを迎えていましたが、それ以上に好調な首都東京に鎧袖一触、完敗を喫してしまいました。総シュート数は7-58。首都東京が全勝を守った試合でした。
今宵は試合の進行がゆっくりで、終電で帰る事になりました。
帰宅したら0時20分。それから家呑みをしたスポーツ三昧でした。
<了>
[結果]
東京理科 0-9 首都大学東京(0-1、0-5、0−3)
PR: iPod touchや会議快適グッズが40名に当たる
アイスホッケー関東大学リーグDiv.Ⅴ杏林vs.工学院戦を取材。
1日の最低気温が10度に近づいてきました。
今日も自宅で作業。
寒くなってくると体調もおかしくなり、風邪のひきはじめのような症状。
きょうはお昼寝をしてしまいました。
まあ、これも防護策の一環です。
そのお陰か、夕方にはすっかり症状は収まりました。
めずらしくプロ野球の日本シリーズなど見てしまいました。札幌ドームの試合は、日本ハムが先制して大きくリード。2連勝中の巨人に一矢報いました。MLBのワールドシリーズの様にならなくなって良かったですね。
今宵も午後9時に家を出て、東大和スケートセンターに向います。こんなスポーツ、他にはないです。
今日のカードは、関東大学アイスホッケーリーグDiv.Ⅴ杏林vs.工学院戦。工学院はリーグ加盟44チーム中ランキング最下位の44位(43位の立正大は棄権)ですが今季は好調1勝1分け1敗です。対する杏林はランク41位ですが、1分け3敗と勝ち星なし。興味つきない対戦でした。
オールメンバー12人の杏林のスタメンは、GK大津(栃木1)。DF矢島(武蔵3)、石坂(武蔵4)。FW緒方(熊本マリスト2)、諸橋(千葉日大4)、山本(高槻3)。
一方のオールメンバー12人の工学院の先発は、GK富田(茅ヶ崎西浜4)。DF山田(茅ヶ崎西浜4)、藤井(工学院3)。FW佐藤凌(千葉英和2)、佐藤拓(工学院1)、白井(工学院2)。
立ち上がり、今季校長の工学院が先制します。4分31秒、佐藤拓のアシストで佐藤凌がゴール。しかし。この得点は工学院が得た唯一の得点になってしまいます。
杏林は慌てず反撃に出ます。が、ゴールを挙げるまでには至りません。14分41秒には緒方がクロスチェッキングでペナルティーボックスへ。第2ピリオッドは、ショートハンドのスタートになってしましました。第1ピリオッドのシュート数は、12-7で杏林がリード。
工学院はパワープレーを生かして追加点が欲しいところでしたが、これを生かせません。
第2ピリオッドに入っても双方1回ずつパワープレーのチャンスがありましたが、これも生かせず。
ここで試合の流れが変わります。
13分12秒、杏林の諸橋が自陣からパックを持って出て長駆ドリブル、ノーアシストでゴール。試合を振り出しに戻しました。
13分36秒、杏林の渡邉が2分間の退場。ショートハンドになりますが、再び諸橋がゴール。逆転に成功します。残り18秒、工学院にとっては痛い失点でした。
第2ピリオッドのシュート数は12-5でした。
12分間の整氷インターバルを挟んで第3ピリオッドが始まります。
次の1点が重要でした。6分40秒、杏林はチャンスを生かします。工学院陣内のフェースオフから、こぼれ球を拾った石坂がゴール前にパックを流します。混戦の中から川井(城北埼玉4)がパックを工学院ゴールに流しこんでゴールゲット。貴重な追加点を得ました。
13分53秒、劣勢を挽回すべき工学院はタイムアウトを取り作戦を練りますが、14分28秒に松川(羽村4)がフッキングの反則で2分間退場。ショートハンドになり反撃の機会を逸しました。
ファイナルスコア3-1。総シュート数32-20。杏林が嬉しい初勝利を飾った試合でした。
今日は展開がスムースだった事もあり、終電1本前の23時29分発の電車に乗れました。
0時すこし過ぎに帰宅。
軽く家呑みして床に就いたスポーツ三昧でした。
<了>
[結果]
杏林 3-1 工学院(0-1、2-0、1-0)
PR: VOLVO オーシャンレース・エディション
サロン2002の月例会に参加。護国寺の出版社で徹夜。
10月も最終日になってしまいました。今年も、いよいよ残り2カ月。
ここのところ毎日、自室で作業。
夕方、自転車で都心に向います。陽が傾くと、すっかり初冬の様相です。
護国寺の出版社で調べモノをして、筑波大学附属高校へ。今宵は1カ月に1回のサロン2002の月例会に参加します。
サッカーにまつわる話題をテーマにディスカッションするサロン2002。今回のテーマは「強いフランスを目指したサルコジ時代のフランスサッカー」。講師は大妻女子大の井上俊也先生。
例によって、会の詳しい内容については、個人のブログなどには書けません。悪しからず。
そのうちサロン2002のHPにアップされると思います。
大統領制を取るフランスの詳しい社会制度。そしてフランスサッカーの”虎の穴”といわれるブルームフォンテーヌで育てられた有望選手が、どんどん旧植民地に逃げている現状など、おもしろい話しが一杯聞けました。ただし、歴代の大統領とフランスサッカーの強弱の関連性は少ないと思いますが……。
9時過ぎからは護国寺の出版社前のルンでアフターファンクション。今日も12時過ぎまで談論風発しました。
お酒を醒ましに編集部に行ったのですが、仕事を始めたら急に進み出して、気がつけば夜明けでした。
誰もいない編集部。仕事が捗る事。
そのお陰で今日はアイスホッケーの取材にいけませんでした。学習院vs.東京学芸の興味ある一戦でしたが……。まあ、ちゃんとお仕事もしないとね。
そんなスポーツ三昧でした。
徹夜明けの1日、床屋さんに行ってきました。
護国寺の出版社の20階の編集部で朝日に手を合わせました。
午前7時、いちおう原稿をまとめて、印刷屋さんに送る袋を三つ、デザイナーさんに袋を三つ作りました。印刷屋さんヘ送る荷物は出版社の受付へ、デザイナーさんヘの荷物は新大塚の事務所に届け、その足で帰宅。
8時30分に帰宅。
今日は夜に友人と会う約束があるだけ。
自宅のHPにJFAメディアから「日本女子代表の新しい監督に関する記者発表」という情報が入っていました。
とりあえず、仮眠をして11時に起きられればJFAハウスに行くことにして床に就きました。
ところが目覚めたのは午後3時。
この歳になると1晩徹夜をすると次の日は使い物になりません。昔は4晩徹夜なんてありましたが……。
携帯電話メールに友人から「今晩の呑み会ですが、急用ができたのでキャンセルしてください」とのこと。
ドタキャンか……。今日は関東大学アイスホッケーリーグもレストデイ。やる事が無くなりました。
仕方ない。床屋にでも行くか。
護国寺の出版社の入館証が今月一杯で更新です。新しい顔写真を撮らねばなりません。暇が出来たので今日床屋に行く事にしました。
男の子はヘアサロンとか美容室に行ってはいけません。やはり「床屋」です。
西武柳沢の行きつけの「髪屋ハウス」へ行きこざっぱりしたあと、所用を済ませて8時ころ帰宅。
あとは家呑み。
フットサルワールドカップの日本代表の初戦、対ブラジル戦のテレビ放送を待ちます。
日本時間午後11時キックオフのブラジルvs.日本戦。
やはり先日の代々木第一体育館のようにはいきませんでした。
前半はブラジルの猛攻に耐え0-1で終えた日本。カズも出場を果たし、FIFAフットサルワールドカップ史上最高齢45歳8カ月6日の大会新記録を樹立しました。
後半に入るとブラジルが猛攻。3点を立て続けに奪われ0-4。
最後に日本は一矢を報いましたが1-4。初戦は完敗スタートです。
試合が終わった時は日付が変わっていました。
軽く呑んで床に就いたスポーツ三昧でした。
<了>
サッカーJリーグヤマザキナビスコカップ前夜祭とアイスホッケー東京都市大vs.日本医科大戦を取材。
たった1日、徹夜しただけで、すっかり時差ぼけになってしまいました。
未明まで眠られず、逆に昼近くまで寝てしまう。そんな生活。
少しだけ作業をして、背広を着て出かけます。
東伏見の駅前で証明写真を撮り、品川に向け電車で出発。
今日は、いよいよ明後日に開催されるサッカーJリーグヤマザキナビスコカップの前夜祭。
20回目を迎える同大会。世界のカップ戦を20年間もサポートする企業は極めて稀だそうで、jリーグではギネスブックの事務局に申請したら。
「たしかに調べたらその通り」と世界一に認定されたとか。凄い事です。
この大会の前夜祭は、この手のイベントとしては珍しく、選手・監督が全員パーティーに参加することです。懐かしい選手と直接コンタクトできます。
会は、フジテレビのアナウンサー青嶋達也さん(愚息・隆大の高校の先輩にあたります)と本田朋子さんの二人で軽快に進んで行きます。
一通り、大東和美Jリーグチェアマン(ラグビーの元日本代表ですよ)の挨拶、監督(アフシン・コトビ)とジョルジーニョ)と選手(柴崎岳と大前元紀など)のインタビューがあり、ヤマザキナビスコ社長・飯島茂彰社長の音頭で乾杯。記念撮影のあと歓談・会食となりました。
清水エスパルスの白崎凌兵選手は2年前の日本高校選抜ヨーロッパ遠征で同じ釜の飯を食べた仲間。捜したのですが、なかなか見つからない。ちょっと諦めてローストビーフの小皿を突いていたら、
「白髭さん、御無沙汰しています」と声をかけてくれた青年が。なんと白崎くんの方から声をかけてくれたのです。光栄です。
「元気ですか? 明日は出られそう?」と聞くと、
「調子はいいんですが、なかなか使ってくれません」とのこと。ちょっと気落ちしている感じだったので、
「頑張っていればチャンスは必ずくりから。腐らず頑張れよ」と励ましました。明日彼の出番がある事を祈り握手して別れました。
注目の「ヤングヒーロー賞」(初戦から準決勝でのジャーナリストの投票を参考にして選ばれる)は清水エスパルスの石毛英樹選手が選ばれました。ちょっと意外。18崔ユースの選手で最年少の受賞だそうです。わたしは大前選手を押していたのですが。3年前にはFC東京の米本拓司選手が選ばれ、わたしも選者表彰を受け本田アナに名前を読み上げてもらったんですよ、とちょっと自慢話。
アントラーズの増田誓志、柴崎選手とも話したかったのですが、選手は明日に備えて早めに会場を去ってしまったので話しは出来ず。残念です。
8時前に前夜祭は終わり、電車で東大和市に移動します。高田馬場から偶然にも、いつも小平から乗車する拝島行きの急行に乗れました。
今宵の関東大学亜アイスホッケーリーグ戦はDiv、Ⅳの東京都市vs.日本医科の対戦です。
今季ここまで1勝1分け2敗の東京都市vs.1勝1分け1敗(慈恵会医科に不戦敗)の日本医科の対戦。上位進出には、これ以上負けられない両チームの対戦。
ランク32位オールメンバー14人の東京都市のスタメンは、GK金武(東京都市大附属3)。DF服部(多摩大附属目黒3)、小森(東京都市大附属3)。FW大沼(日立北3)、及川(東京都市大附属3)、源口(東京都私大附属2)。
対するランク36位オールメンバー14人の日本医科の先発は、GK蓮沼(芝5)。DF、河北(慶應4)、近藤(横浜緑が丘5)。FW吉森(成蹊5)、山内(明大中野4)、貝沼(市川3)。医科系大学なので6年生まで出場OKです。
立ちあがり東京都市が好調でした。東京都市は早め早めに選手交代をして攻撃のリズムを作ります。6分43秒、小森のアシストで大沼がゴール。先制しました。
しかし、日本医科も怯みません。10分38秒に吉森が左サイドから切れ込み60度遠目からシュート;ノーアシストで同点に追いつきます。第1ピリオッドのシュート数は6-11と日本医科がリード。
第2ピリオッド、6分56秒に東京都市の源口が反則2分間退場。こうした実力均衡した試合ではパワープレーがモノを言います。
東京都市は2分間ショートハンドで守り切りましたが、パワープレー明けの9分2秒、日本医科がゴールを挙げます。寺岡(江戸川学園取手5)のパスを受けた鬼童がシュートを決め逆転。試合をひっくり返します。第2ピリオッドのシュート数は、5-6と東京都市が僅差のリード。
第3ピリオッド、ともに1点を求めて激しい攻防が繰り広げられました。
6分21秒、日本医科の清水(浜松北3。愚息・隆大の1年先輩)がペナルティーボックスに入ります。
9分45秒には日本医科の貝沼がトリッピングの反則で2分間退場。この4分間をショートハンドで守り切った日本医科が勝利に大きく近づきます。
13分54秒、東京都市がタイムアウト。最後の作戦を練り、残り10秒をGK金武を氷上からあげて乾坤一擲の6人攻撃。しかし、少し遅すぎたようでした。
試合は、そのまま1-2で終了。日本医科が2勝目を上げました。こうなると初戦の不戦敗が痛いですね。
総シュート数は26-21と東京都市が上回っていました。1点を争う、手に汗を握る好試合であったと思います。来た甲斐がありました。
進行がスムースな試合展開だったため。終電の一つ前に乗る事ができました。
0時過ぎに帰宅。お酒の力を借りて早めに就寝したスポーツ三昧でした。
<了>
[結果]
関東大学アイスホッケーリーグDiv.Ⅳ
東京都市 1-2 日本医科(1-1、0-1、0-0)
PR: iPod touchや会議快適グッズが40名に当たる
サッカーヤマザキナビスコカップ決勝とアイスホッケー関東大学リーグを取材。
11月3日は文化の日。
スポーツのイベントには、1月1日のサッカー天皇杯の決勝とか、定められたスケジュールで毎年行われているイベントがあります。ラグビーの早慶戦の11月23日、早明戦の12月第1日曜日などもその類いですね。
今日はサッカーJリーグヤマザキナビスコカップ決勝の日。かつてはラグビーの慶明戦なんかも定番の日でしたが、いまは帝京とかが強くなって必ずしもそうではないらしい。わたしの若い頃は、ラグビーとサッカーのADカード2枚ぶら下げて掛け持ち取材をしていたこともありましたが、もうそういうこともなくなりました。
ともかく、1年の区切れの日です。1年、無事に生きてこられたことを感謝しつつ取材に向います。ただ、アイスホッケーは立教の試合があり、DyDoアイスアリーナの前を自転車で走り抜ける時は、ちょっと後ろ髪を引かれました。
11時すぎ国立競技場に到着。今日は9時30分に開場だったそうですが、キックオフ2時間前に入らないと記者席とかプレスセンターの席は確保できません(それにしても今回は取材陣の数が少ない。フットサルのワールドカップが開催中であり、代表戦も近いせいかもしれません)。
ただし観客席は4万5,528人の大盛況。8年連続の完売。
20回目の記念大会。ディフェンディングチャンピオンの鹿島は7回目の決勝進出。清水は4回目の進出。この2チームの決勝対決は初、つまり両チームで半分の決勝に進出しているわけで、Jリーグ創設の10チーム。20年という短い期間ながら伝統の重みを感じます。
清水エスパルスのスターティングラインアップは、GK林(流経大柏)。DF吉田(静岡学園)、平岡(清水商)、カルフィン・ヨンアビン(オランダ)、李記帝(韓国)。MFボランチ村松(藤枝東)、右翼が河井(藤枝東)、左翼が八反田(鹿児島中央)。FW大前(流経大柏)、高木(東京ヴェルディユース)、金贒聖(韓国)。4:3:3の布陣です(括弧内)はユース年代の所属先。外国籍選手は国名。
対する鹿島アントラーズの先発は、GK曽ヶ端。DF西(札幌U-18)、岩政(岩国)、青木(前橋育英)、昌子(米子北)。MF小笠原(大船渡)、本田(桐光学園)のダブルボランチ、右翼が遠藤(塩竈FCユース)、柴崎(青森山田)。FW興梠(鵬翔)、大迫(鹿児島城西)。中盤ボックスの4:4:2の布陣です。
午後1時10分、清水のキックオフで試合開始。
開始早々から清水が激しく攻め立てます。Jリーグ前節で大前を自由にさせ痛い目にあった鹿島。ジョルジィーニョ監督は、左サイドバックを攻撃的だが守備が甘い新井場から昌子に替えてきました。ジョルジィーニョ監督は昌子に、
「大前が水を飲むときはお前も飲め」と指示していたそうです。
ともかく激しいマークで、清水はシュートまで行けません。ただし、引き気味で中盤をコンパクトにした鹿島は、前線で大迫と興梠が孤立します。鹿島DFが跳ね返したボールは、中盤で清水が拾い再び鹿島が窮地に押し込まれます。その繰り返しの35分間でした。清水の最大のチャンスは15分の大前のシュートくらい。曽ヶ端がパンチで逃れました。
鹿島は前半最後の10分簡にかけていたようです。リスクをかけてDFラインを上げて攻め立てます。清水DFはカルフィンを中心に大きな破綻は見せませんでした。
アデショナルタイム2分8秒、家本政明レフェリーがハーフタイムを宣します。スコアレスで前半は終了。
ハーフタイム、鹿島のジョルジーニョ監督が動きます。大迫と縦の関係で戦っていた興梠をドゥトラ(ブラジル)と交代。2トップに配置します。大迫とドゥトラが上手くコンビを組み攻撃の起点になりはじめます。1分早くも2人のコンビでドゥトラがシュート。上に外れます。
11分、遠藤のスルーパスに反応した柴崎がボールを追ってペナルティーエリアに侵入。シュートしますが林がキャッチします。しかし、これは28分の先制ゴールの序章にすぎませんでした。
同じパターンのカウンターアタックで、今度は柴崎が清水の李に倒され鹿島がPKを得ます。このPKを柴崎自身が決めて試合が動きました。
ところが32分、清水のコーナーキックで平岡が増田(鵬翔。後半25分に本田と交代)に押し倒されPK。この試合で活躍の場が無かった大前がPKをキッチリと決め、試合を振り出しに戻します。
1-1のまま90分間が終了。3年連続の延長戦に突入しました。
延長前半3分、決着のゴールは唐突に現れました。増田のパスを受けた右サイドの西が、左サイドから右に走り込んで来た柴崎にパス、柴崎が見事に決めました。これでMVPが決定です。
最後まで試合を諦めず攻め続けた清水エスパルス。そして両イレブンを後押ししたサポーター達。
Jリーグ20年を飾る素晴らしい決勝戦でした。
試合後の記者会見が終わったのは午後5時すぎ。護国寺の出版社へ出向き4件ほど作業。
6時10分に東伏見に向け自転車を走らせます。
DyDoアイスアリーナに着いたのは7時すぎ。今日の第3試合Div,ⅠAグループ明治vs.法政。第3ピリオッドの残り16分、4-2で明治が勝っていました。法政は得意のパワープレーで1点を返し4-3。最後まで法政は攻勢でしたが、ついに明治が逃げ切り4-3で明治の辛勝でした。
第4試合は、Div.Ⅱ上位リーグ昭和vs.駒澤の対戦です。
今季のDiv,Ⅱは、6チーム総当たりの予選リーグのあと、上位3チームと下位3チームに別れての順位決定リーグが行われます。予選リーグは、昭和は5戦全勝の1位、駒澤は2勝2敗1分けの3位でした。予選リーグの両チームの対戦は昭和1-0駒澤という結果。実力は拮抗しています。
ランク15位オールメンバー19人の昭和のスターティングラインアップは、GK大野(愛光学園6)。DF武田(東邦大東邦4)、百々(桐蔭学園5)。FW花田(芝6)、橋本(都立新宿6)、下平(武相1)。
ランク18位オールメンバー17人の駒澤の先発は、GK松浦(川越東2)。DF金谷(佼成学園)、北島(郡山商3)。FW塚田(長野工2)、関(東京都市大附3)、飯塚(大宮開成4)。
両チーム激しく攻め合うホッケーを見せてくれました。予選リーグは1-0の接戦だっただけの事はあります。拮抗した展開。
3分18秒、昭和のイズデブスキ(武相4)がインターフェアランスの反則で2分間退場。しかし駒澤はパワープレーのチャンスを生かせません。
スコアレスで第1ピリオッドは終わるかと思われた12分47秒、昭和は花田のアシストでエース橋本がゴール裏を左から右に回ってパックを駒澤ゴールに押し込みました。貴重な先制点を得ました。
第1ピリオッドのシュート数は9-11と駒澤がリードしました。
5分間の整氷インターバルを挟んで第2ピリオッッド開始。昭和が電光石火の攻撃をみせます。
フェースオフをした橋本のパックを受けた下平が右45度遠目からシュート、わずか6秒でゴールを挙げます。2-0。
畳み込む様に40秒、昭和は橋本、百々のダブルアシストで花田がゴール。早くもだめ押し点を挙げてしまいます。
この後、昭和は橋本と百々がペナルティーボックスに入りショートハンドに。
このパワープレーのチャンス、2回目を駒澤は生かします。
7分52秒、駒澤は関、平安(桐蔭学園4)と繋いで最後は神部(帯広三条1)がシュート、1点を返して勝負の興味を繋ぎました。
この後、再び膠着状態に。第2ピリオッドのシュート数は9-6で昭和がリードします。
12分間の整氷インターバールの後、第3ピリオッドが開始。次の1点が勝敗の分かれ目でした。
2分25秒、下平のアシストで花田がゴール。4-1と再び3点差とします。
が、駒澤も勝負を諦めません。今日も出ずっぱりながら圧倒的なキープ力を誇る金谷が左60度遠目からシュート性のパスをゴール前に放つと、ゴール前に待っていた飯塚がパックを押し込みゴール。4-2と追いすがります。
しかし、ここで最近ゴールから遠ざかっていた昭和のイズデブスキがみせました。6分53秒、右サイドボードから内側にパックをドリブルで持ち込みシュート。駒澤の息の根を止める5点目をノーアシストでゲットしました。
その後、一進一退の攻防がつづきました。
13分15秒、駒澤がタイムアウト。残り15秒にGK松浦を氷上から上げて6人攻撃を仕掛けましたが、薬石効無し。そのままタイムアップを迎えました。
総シュート数は25-26と駒澤がリードしました。
これで昭和は勝点3を加えて勝点18。現在2位の国士舘が連勝しても勝点15にしかならず、昭和のDiv,Ⅱの優勝が決まりました。24日の国士舘戦に全勝優勝を賭けます。
9時30分に帰宅。長い1日を終え、家呑みしたスポーツ三昧でした。
<了)
[結果]
清水エスパルス 1-2 鹿島アントラーズ(0-0、1-1、0-1、0-0)
昭和 5−2 駒沢(1-0、2-1、2-1)
アイスホッケー関東大学リーグ戦とサッカーJ2東京ヴェルディvs,横浜FC戦を取材。
大切に使っていた小銭入れを紛失しました。
日本高校選抜のヨーロッパ遠征に取材に行ったおり、スイスのベンリンツォーナという街にあるBiassという馬具メーカー(エルメスみたいなものです)で作っている小銭入れを買い求めたものです。小さいのに4カ所もセパレートになっていて。たいへん重宝にしていました。
誰かにプレゼントしようと一つキープしていた新品を卸しました。大切に使おうっと。
さて、朝からDyDoアイスアリーナへ行ってアイスホッケーの取材に行こうと思っていたのですが、朝からテレビで全日本学生駅伝など見出したら面白くて、途中に出かけられなくなってしまいました。名古屋の熱田神宮から伊勢神宮までがコース。先月、名古屋の実家から伊勢神宮のお参りに行ったばかりで同じコース。興味深く見てしまいました。
最後の7区で駒澤が東洋を追い抜く逆転。早稲田の3位、日本が最後にシード権(6位)を獲得と、いろいろドラマもありました。先月の出雲駅伝では青山学院が初優勝したし、年始の箱根駅伝が楽しみになりました。
2時に家を出てDyDoアイスアリーナへ。
続く
[速報]
関東大学アイスホッケーリーグ
Div.ⅠAグループ 早稲田 7-0 日本(2-0、1-0、4-0)
Div.Ⅱ下位リーグ 上智 3-2 順天堂(1-1、2-1、0-0)
サッカーJリーグ ディビジョン2
東京ヴェルディ 0-1 横浜FC(前半0-1)
詳しくは後ほど。
PR: 9の日はQUICPayの日!キャンペーン実施中!
サッカーオマーン戦日本代表発表記者会見を取材。
新しい週のスタート。
先週末も取材で走り回ったので、休養ということで午前中はグタグタしていました。
午後1時前に出発。雨が降るというので、自転車で行くのは諦め、電車でお茶の水へ。
来週水曜日のアウェー、オマーン戦のサッカー日本代表の選手発表を取材しました。メンバーは下記の通り。
Pos. 選手名 生年月日 身長 体重 所 属 出場 得点
GK
川島 永嗣 1983.03.20 185cm 80kg スタンダール・リエージュ(ベルギー)38 -25
西川 周作 1986.06.18 183cm 81kg サンフレッチェ広島 8 -3
権田 修一 1989.03.03 187cm 83kg FC東京 1 -2
DF
駒野 友一 1981.07.25 172cm 76kg ジュビロ磐田 72 1
今野 泰幸 1983.01.25 178cm 73kg ガンバ大阪 62 1
栗原 勇蔵 1983.09.18 184cm 80kg 横浜F・マリノス 13 2
伊野波 雅彦 1985.08.28 179cm 75kg ヴィッセル神戸 16 1
長友 佑都 1986.09.12 170cm 68kg インテル・ミラノ(イタリア) 53 3
内田 篤人 1988.03.27 176cm 62kg FCシャルケ04(ドイツ) 52 1
吉田 麻也 1988.08.24 189cm 81kg サウサンプトン(イングランド) 21 2
酒井 宏樹 1990.04.12 183cm 70kg ハノーバー96(ドイツ) 6 0
MF
遠藤 保仁 1980.01.28 178cm 73kg ガンバ大阪 123 10
中村 憲剛 1980.10.31 175cm 66kg 川崎フロンターレ 63 6
長谷部 誠 1984.01.18 180cm 73kg VfLヴォルフスブルク(ドイツ) 62 2
細貝 萌 1986.06.10 177cm 68kg バイヤー・レバークーゼン(ドイツ) 17 1
本田 圭佑 1986.06.13 182cm 76kg CSKAモスクワ(ロシア) 39 12
高橋 秀人 1987.10.17 182cm 74kg FC東京 3 0
FW
前田 遼一 1981.10.09 183cm 80kg ジュビロ磐田 23 10
岡崎 慎司 1986.04.16 174cm 75kg VfBシュツットガルト(ドイツ) 57 28
ハーフナー・マイク 1987.05.20 194cm 86kg SBVフィテッセ(オランダ) 9 3
乾 貴士 1988.06.02 169cm 59kg アイントラハト・フランクフルト(ドイツ) 6 0
清武 弘嗣 キヨタケ 1989.11.12 172cm 66kg 1.FCニュルンベルク(ドイツ) 11 0
宇佐美 貴史 1992.05.06 178cm 69kg ホッフェンハイム(ドイツ) 0 0
※GKの「得点」は失点数
負傷リハビリ中の香川が外れ、宇佐見が入りました。ザックは「宇佐見は、この2年間進歩していない」とあまり評価していないようですが、それは良いとしてもJリーグ得点王の佐藤寿人(サンフレッチェ広島)は先月のヨーロッパ遠征に連れて行きましたが出番無し。今回も選に漏れました。自国のトップリーグの得点王を代表に選ばない国も少ないでしょう。ジーコ、トルシェ以来の伝統(?)でしょうか。
メンバーは代わり映えしない。ザッケローニは、
「オマーンは時差的にもヨーロッパの選手の方が有利。試合直前の合流でも問題はない」と語っていましたが、海外組13人、国内組10人というのは日本サッカーの国際化の象徴のようですね。
4時に護国寺の出版社へ。10時まで作業。
帰宅したのは11時すぎ。それから家呑みをしたスポーツ三昧でした。
<了>